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昭和37年ブログ

昭和37年生の、昭和37年生による、昭和37年生のためのブログ

必殺技合戦(星と侍)

今更わたしが語るのもおこがましいんてですが、
やっぱり必殺技の宝庫といえば野球もの。
そして野球ものといえば名作「巨人の星」(43/'68年~)は外せないでしょう、というか頂点ですよね。

どんな打者をも、内野フライに打ち取る大リーグボール1号。
「消える魔球」の異名を持つ2号。
そして、なんとバットを避ける究極の魔球3号。
もう、無敵以外の何者でもありません。

実際作中でも、花形や左門、オズマといった、宿命のライバル達以外は、かすりもしないわけで、年間30勝は堅い魔球です。
ところが1号なら27球、2号は81球でパーフェクトがとれる計算ですが、飛雄馬がこれに挑戦したのは,もっとも球数が必要な3号なんですね、(しかもそのあげく再起不能になる)
それまで何で挑戦しなかったんでしょうか?

まぁ,その他様々な突っ込みどころは目をつぶるとして、
3年以上続いたこの作品を通して、正しい必殺技のありようみたいなものが、われわれの脳裏に深く刻まれたといっても、過言ではないでしょう。

ところで37生諸君、同じ野球物語で、ストーリーの奥深さは別にしても、単純に必殺技だけを比べるのならば、これに対抗しうる作品がもうひとつありますよね。

そうそれが「侍ジャイアンツ」(48/'73年~)だぁ。

土佐の漁師の息子、番場蛮が「でっかいものは大嫌いだぁ」「俺は巨人に入って内側から腹を破る」と、わけのわからんことを言って、結局巨人を優勝させてしまうという、豪快な?話です。

原作が一緒(梶原一騎)なので、設定が「巨人の星」と似ているのはしかたないのですが、こちらもまた壮絶な魔球のオンパレードでした。
星飛雄馬が致命的な軽い球質を補うために、魔球に走ったように、
番場蛮は致命的なノーコンを補うために魔球に手を染めるのですねぇ。

球質という考え方は、今では否定されていますし、普通に投げてノーコンなのに,魔球でコントロールがつくとも思えないのですが、それを言っちゃうと話が先に進みません。
とりあえず「消える魔球」は投げられないことを悟った37生は、今度はテニスボールを使って「分身魔球」に挑戦したものです。(ほーら君もやっただろう?)
まぁ、なんというか、いい時代でした。

さて楽しいのは、星の大リーグボールが何とか合理的説明を付けようとしていることにたいして、番場の魔球は理屈は二の次、体力勝負なことです。

例えば「ハイジャンプ魔球」というのは,要するに上から投げた方が勢いがいいだろうということで、マウンドで4mくらい飛び跳ねて、投げ下ろす豪速球です。
そんなにジャンプ力があるなら、オリンピックに出なさいとか、どう考えてもボークだろうとか、そういうことを言ってはいけないのですね。
(さらに威力を出すための、エビ投げハイジャンプというのもありました。これなんか空中でエビぞります。普通に考えて反動つけてる間に落下しますけどね)

ところでこの作品、魔球も魔球なら、バッターによる打倒策もこれまた体力頼みでした。
前述のハイジャンプ魔球なんぞ、神社の階段上から弓で矢を射って、それを打ち返すなんていう特訓で、対抗していましたね。
速い球を投げるのならば、速いものに慣れればいいのだろうという、もっともというか、どうしようもない論理です。

最終的には、番場のジャンプにあわせて、バッターも飛び上がり、球筋を見切るという、なんでそれで,打倒できるの?という、よくわからない方法で打たれてしまうのですが、まさに体力対体力ですな。

そうそう、第2の魔球「大回転魔球」もすごいですよぉ、ぐるぐる回って球の出所がわからない上に、これまた反動でものすごい豪速球が投げられると・・。
もはや解説はしませんが、これまたハイジャンプと同様に、ぐるぐる回って打つという、理解不能な打倒策が出てきたりしてました。

第3の分身魔球になって、ようやく魔球らしくなるのですが、これとて、ボールを皿状に握りつぶして、重心をずらして投げるという、体育系?な技です。
最終回なんか、三つの魔球を全部ミックスして投げちゃうという禁断の設定で、下手すると死にますよ、ほんとに。
(実際連載マンガ版では、番場蛮、マウンド上で絶命してます・・・・合掌)

いやまぁめちゃくちゃなんですが、これはこれで潔い作品で,私は好きでしたよ。
関東地区では「巨人の星」が圧倒的にメジャーで、再放送も多かったのですが、調べてみると、どうやら関西では「侍ジャイアンツ」もけっこう再放送されて、人気も高かったらしいです。
ラテン系だもんなぁ、番場蛮。
関西人の心に響くものがあるんだろうな、きっと。

というわけでこちらの必殺技対決は,キャラクター明るい分「侍ジャイアンツ」の勝ち
・・・・・(つづく)・・・・・
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テーマ:昭和文化 - ジャンル:サブカル

  1. 2006/05/10(水) 16:15:06|
  2. テレビ・ラジオ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

侍ジャイアンツ

巨人の星、侍ジャイアンツと来ると、もう1つ…もしかしたら関西限定かもしれませんが、男どあほう甲子園て知ってますか?。阪神に入団して甲子園のマウンドに立つ様にと、甲子園と名付けられたピッチャーが主人公のアニメ…フルネームは藤村甲子園…往年の名選手の孫と言う設定。

ボールに命と根性かけて…からはじまるオープニング…エンディングは…なかったです。
しかも昼の11時55分から5分づつ毎日やってると言う、どの年齢層がターゲットなのかよくわからず、話の筋も、たまに見るだけじゃわかりません。
  1. URL |
  2. 2013/09/06(金) 06:11:28 |
  3. ぽぽ #-
  4. [ 編集]

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昭和37年4月25日生まれ

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