販促ものの白眉としておもちゃのカンヅメを紹介しましたが、わたしにはもう一つ忘れられない一品がありました。
それが「首チョンパ」
46/'71年、小学3年の時に、当時人気絶頂のドリフターズをキャラクターに、鉛筆メーカーのトンボが仕掛けたキャンペーンの景品。
銅の部分をぐっと握ると、空気の圧力で、メンバーの顔を模した頭部が飛び出すという、シンプルなおもちゃ。
それで首チョンパなのですね、しかしすごいネーミングだ。
これが首チョンパ。それにしてもみんな若いですね
あっまだ志村けんはいません。これ、学校に持ってきたやつがいましたね。
トンボの「MONO」一ダースに一個、プレゼントなのですが、「MONO」は結構な高級品なんです。スタンダードな鉛筆の3倍くらいします。
シャープペンがまだ高級品だった時代、鉛筆の需要は今よりはるかにあったとはいえ、わざわざこの高い鉛筆を買ってまで手に入れたかったということは、子供にはかなり魅力的な一品だったといえるでしょう。
今でもよく覚えているくらいだから、わたしも欲しかったに違いないのですが、うちは貧しかったので、高い鉛筆は買ってもらえませんでした。
友達の持ってるやつを一回くらい貸してもらって飛ばしたかな・・・・加藤茶あたりを。
でも首が飛んじゃうんですよ。
首チョンパですよ。
今なら即刻どこかからクレームがつきそうなものですが、当時は何ともなかったのかなぁ? まぁのんびりした時代ですね。
というわけで、当時日本中で飛ばされていた首チョンパ、まだ大切に持っている人はいるのでしょうか?
今ではキャラクターによる差はあるにせよ(やっぱり長さんが高い)、一個10000円くらいで取引されるものもあるようです。物置の奥を探してみたらいかがでしょうか?
・・・・・(つづく)・・・・・
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テーマ:昭和文化 - ジャンル:サブカル
- 2006/01/23(月) 07:44:50|
- 流行り・アイテム編
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| コメント:6
この頃、三菱Uniでは「やさいえんぴつ」がおまけでしたね。
どうしても両方ほしかったぼくは、まずUniを買ってもらい、それをすぐになくしてしまったことにして(机の奥底に隠して)MONOを買ってもらうという姑息な手段をとったものです。
ちなみにその企みは、文具店「わかば」のおねえさんたちにはバレバレだったようです(笑)
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- 2006/02/17(金) 18:18:55 |
- 139 #-
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「わかば」・・・・・そんな誰にも分からないようなことを・・・。
野菜えんひつ。書きにくそうだったなぁ。
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- 2006/02/17(金) 21:13:09 |
- ひこてる #-
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ウチもこういうおもちゃ的なものは買ってもらえなかったんですけど、どうしても欲しかったので「鉛筆だから、学用品だから」と粘って買ってもらいました。
本当は加藤茶のが欲しかったんですけど、今も昔も通ぶりたがる自分は、加藤茶という「いかにも」の選択が気恥ずかしかった。そこで仲本工事にしたんですが、これが大失敗。不良品だったらしく、空気が漏れるのか、よく飛ばなかったんです。素直に加藤茶にしとけばよかった。苦い思い出です。
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- 2007/12/23(日) 15:14:19 |
- 新日本タイムパトロール #-
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メンバーで亡くなったのは、いかりや長介と荒井注だけですが、それでも「全員集合」出来ないかと思うと寂しいですね。
先輩のクレージーなんか4人も逝っちゃいましたね。一番年上の桜井センリがまだ元気なのに。
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- 2007/12/28(金) 13:04:46 |
- 新日本タイムパトロール #-
- [ 編集]
全て持ってる。 因みに超レア物の『チビチョンパ』も全部持ってる。
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- 2017/02/05(日) 11:29:27 |
- 昭和男 #-
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